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不動産と減量住宅

2015/11/14
郊外に多くある空家は、まず売買になり、売れずに破格で売り出されるか、賃貸に回る。
そんな状況になる土地は郊外に多くあるが、若い世代が少なかったり、
子育て世代が少ない事から、賃貸としてもあまり流通しない。
そうやってどんどん空家が増えていく。
そんな中、空家をどうにかする為の1つの案として減量住宅が上げられるのでは?と。
減量住宅のシステムとして、
期間中(1.5年)の家賃のかわりに、家を減量していったり、改修していく。
つまるところ解体費用と改修費用を家賃としてはどうかというものです。
 
 
DIY可能な賃貸物件が多く出てきているが、利用者を増やす為のしくみでもあり、
オーナーとしては物件の賃貸価値をあげる事ができる。
しかし、お金の仕組みとしては、借り手がつかなかったため安めの物件で
場合によってはある程度の金銭補助や改修期間用のフリーレント、買い取りなどがあるが、
ほとんどが賃借人の負担になる。
家賃 + 改修費用 となり、自分の気に入る部屋にする為には、かなりの技術があるか、
工務店さんに頼むなど、結果的に見れば、高めで良い部屋に住むのと変わりなくなってしまうのかと。
物件を流通させて、若いクリエイターやアーティストの活動の場ができ、
将来余ってしまう空家も減らせて、すこしづつ人口に合わせて町も小さくなれるのではないか。
郊外、郊外外で行っていければ今後のためにもなるのではないか。
そんなことを思いながらこのプロジェクトをしています。